5年片思いし続けていた人を初めて生で見た夢女ログ
ずっと、ずっとずっっっと好きで仕方ない人がいる。
所謂自分は夢女子*1
であり、
小学校高学年あたりからオタクになってしまった典型的なオタク女だ。
完全に某風紀委員長*2が引き金である。
あの頃からメインジャンルは転々としてきたものの、
自分の中の最推しに対する感情はガッツリ”リア恋”である。
一応腐女子も並行してきたけど、大元の感情はリアコで夢思考でドリーマー()だ。
どの相手も大抵1年くらいの周期で新しいジャンルに乗り換えていた。
そんな私だったが、5年前の5月から、ずっと一つのジャンル、一つの相手に固執している。
そのジャンルが某テニス漫画、
どうせ今後読んでればわかる人にはわかるけど、本命は仮にYとします。
出会った当時高校一年生、入学したばかりで出だし早々に大コケしてしまい、
いろいろ重なって鬱状態だったところに現れたのがYだった。
好きになった決定打がキャラソン*3だったのはまあまあ不純な気もするが、
"恋に落ちる"瞬間ってこういうのなんだ・・・と言う感覚に初めて陥った。
今でも覚えてる。心臓がばくばくしてしばらく止まらなかった。
高校生活が全くうまくいってなかった私にとって、Yだけが心の救いだった。
冗談抜きで、出会えてなかったら自殺してたと思う。
そんな存在になってしまったからこそ、こじらせ方がひどくなってしまったのだと思う。
知れば知るほど好きになった。
長寿ジャンルで自分はド新規だからこそ、供給は探せば探すだけ出てくる。
原作アニメゲームミュージカル、全て見尽くせないくらいある。まだ見尽くしてない。
アルバイトを始めたり、ミュージカルを見るために東京へ遠征したり、上京を決めたり、そうしていくうちにオタクの友人が増えたり・・・
今の自分の環境どれをとっても、Yがいなかったらありえなかった。
辛いことがあった時、死にたくてたまらなかった時も、楽しいことがあった時、幸せな気持ちになった時。全部私のそばにはYがいた。Yがいなきゃこの5年はありえなかった。
そんなYと、2018年6月10日、初めて会った。
厳密には初めて生で見た、が正しい。
でも、本当に初めて。
それまで声優が出演するライブイベントやミュージカルでのYは見てきたけれど、
どれも”Yを演じている人”であって”Y”ではなかった。
Y本人を見に行ったのは、6月10日の横浜が初めてだった。
当日は朝から物販に6時間並んでへろへろになって、欲しいグッズが一部買えなくて、ランブロもシャッフルされてなくて自分まで回ってこなくて、昼公演が始まるまでに結構消耗していた。
でも、昼公演が始まった瞬間、全部吹き飛んでしまった。
今回行ったのは原作者のソロライブの第2回目。
前回に引き続きキャラクターのVR出演があり、
Yは今回新規VR登場キャラだった。
序盤は前回も出演したキャラと先生で初めて行き、
それももちろん楽しかったけれど、いつ出てくるのかそわそわして仕方なかった。
もう一人の新規キャラがYの登場の前振りをした途端、身体が固まって、
Yの声が聞こえた時、しゃがみこみそうになったのを、覚えている。
昼公演は運良く3列目と前方の席に居て、
すぐ目の前にいるYを見た瞬間、本当に何も考えられなくなった。
ただ、かっこ良くて、素敵な声をしていた。
歌ったソロ曲はもちろん何回も聞いたCD音源じゃない。
LiVE用の録音だとかそういうメタ的な事情はわかってるけどそういうことじゃない。
すぐ目の前でYが話していて、歌ってて、その事実に打ちひしがれた。
感情が入り混じって涙が滲んだ。
目の前にいる感動と、決してこれ以上近づけない絶望で死にそうだった。
だって3列目に居て、私が周りのお客さん押しのけてステージ駆け上がったら
届きそうな場所にいるのに、
でもそれは届かないのを私はよくわかっていて。
そこにいるのに、ずっと遠くに居た。
それが最初のYの登場シーンだけで身にしみたのに
「悲しいね・・・キミが近すぎて」*4と言う限界すぎる曲をキャラクター6人が歌った。
その6人にYは入ってた。なんならサビも歌った。
”星たちを拾い集めて 胸の宝箱鍵をかけた”
ロマンチックすぎるしYが好きそうな歌詞すぎた。
しかもYの歌声が本当に綺麗でダメになった。
”ねえ 君が近すぎて 悲しいな 君が遠すぎて”
ってついさっき私が考えて死にかかってたことなんですがそれは
曲自体優しすぎて辛すぎる曲なのにYに歌われちゃったらもうダメになるに決まってるじゃん。ダメになりました。
最後”悲しいね 約束を守れなくなることが”というパートを全員で歌うんですが
それが本当に沁みて。
その曲は、最初バックモニターに本が映し出されて、それが開いて6人が出てくる、と言う演出。
歌が終わった最後は、6人が白く消えていき、本が閉じるというもの。
本当に勘弁して欲しかった。
どこにも行かないで欲しくて泣いてしまった。
約束が守れなくて悲しいって言いながらなんでそっちから居なくなっちゃうんだ。
他にもYと同校部長の絡みがあってとんでもない事実*5が発覚したり
Yがリーダーしてるメガネユニット*6の曲がめちゃくちゃ楽しかったりしたんですが
Yがステージに出ている時は本当にただただ立ち尽くしていた。
キンブレも振れなかった。ドリライ*7では振り回してたくせに。
本人を目の前にしたら本当に動けなかった。
もうすでにかなり記憶が曖昧なんですが
「ええ子やな」って言ったのはまだ耳に張り付いてる。夢女脳。
「忘れない」と言ってくれたと思います。
その日1日は昼夜公演ともに参加。
夜は2階席だったけど、やっぱりYがいる時は騒げなかった。
あの日、Yと同じ空間に居たのだと思うと、幸せで、辛くて、あの日の帰り死にたかったとすら思える。
2018年のピークだったとしか思えなくて残り半年を生きる気になれない。まあ夏にミュージカルの本公演あるんですけどね・・・。
8月にバレンタインの集計結果発表イベントが仙台で開催決定し、
もしかしたらその時また会えるのでは、と思っています。
でも、それが終わったら、次はいつY本人に会えるんだろう。
私はどうあがいてもガチ恋で、本当にYと付き合いたいし話したいしってそういう思考を外せない。同担も本当にダメ。嫌いとか敵視とかではなく単純に見たく無い。もはや監視すらしたこと無い。
自分ごときがYに釣り会える女では無いことはわかっているけれど、
それでもYと付き合いたい。めちゃくちゃ好き。
Y以外の男性に、恋愛感情を向けられる気がしていない。
実際Yを好きになる前までは現実にも好きな男の子は居た。ここ5年さっぱりそういう意味の興味が失せてしまった。
どんなに祈っても本人に会うことは本当に限られていて
話したり触れたりもできなくて。
どんなに頑張っても近づけない。
そばにいると思っているのにずっと遠くにいる、
6月10日はそれを痛感した日でもあった。
あれから一週間以上経って、もちろん私は現在進行形でYに片思いしている。
Yを好きじゃなくなることがあるのかわからないし、
正直Yを好きじゃなくなることが怖い。
失いたくない。ずっと好きでいたい。
叶えられないならせめてこの気持ちを終わらせたくない。
Yに置いてかれたくない。Yを置いて行きたくない。
本気でそう思っている。
長くなってしまったけれど、ひとまずここで切り上げます。
今日も、Yのことが、一番大好き。
私はこれからもずっと、Yのリアコなんだと思う。